台湾の中心、標高一八〇〇メートルの高山、杉林渓。その最高地点は「龍鳳峡」と呼ばれ、山全体が霧に包まれた幻想的な風景が広がります。厳しい環境でゆっくり育った高山茶は豊かな香りと甘い余韻がいつまでも続く、やさしい味の烏龍茶です。龍鳳峡で三十年近くお茶を作り続けてきた陳さんから春のお茶が届きました。
龍鳳峡高山茶の入れ方
温かく
- 急須やポットをあたためておきます。急須やポットがなくても蓋ができてお湯をいれられる器なら問題ありません。
- あたためた急須に茶葉をいれます。湯40ccに茶葉1gが目安です。したがってお湯200ccでは5gになります。お茶は茶葉が多いほど濃くなります。
- 急須にお湯を注ぎます。お湯の温度は場合100度が目安です。沸騰したお湯で大丈夫です。
- 蓋をしてお茶を蒸らします。抽出時間は90秒前後からおいしくいただけます。長くなるほど濃くなります。
- 器に注いでいただきます。お茶は茶葉にもう一度お湯を注ぐことで何煎も繰り返し飲むことができます。2煎目以降も風味のちがいをお楽しみいただけます。
冷たく
- 大きめのピッチャーなどの容器に茶葉をいれます。茶葉は1000ccに5gが目安です。茶葉が多いほど濃くなります。
- 茶葉のはいったピッチャーに水をそそぎます。急ぎの場合は水の代わりに少量のお湯をそそいで、すこしお茶の味や香りを出してから、残りの水や氷を足して冷やすと、短時間で抽出できます。
- 冷蔵庫で冷やしながら抽出します。6~12時間ほどしたらできあがりです。
入れ方はあくまで目安です。ここではCHAIROスタッフがよくやる簡単な入れ方をご紹介しました。おいしくたのしくお好みのいれかたを見つけてみてください。
茶葉の保存方法
開封したら涼しく湿気がない場所でなるべく密封して保存してください。ただし、冷蔵庫や冷凍庫はとりだしたときに結露して湿気をおびてしまうことがあるので、あまりオススメできません。※ 未開封のものは一袋ごとに密封されていますので、長期で保存が可能です。