京都の童仙房は暮らしの風景の中にあたりまえのように茶畑が広がる山あいの集落です。現地に工房をかまえる陶芸家の清水善行さんは、今では数が少なくなった在来種の茶葉に魅せられて、ほうじ茶の焙煎をしています。新茶だけを贅沢に使い、数キロづつ土鍋で煎られた芳ばしいお茶は、在来種特有の深い香りが魅力です。
童仙房在来ほうじ茶の入れ方
温かく
- 急須やポットをあたためておきます。急須やポットがなくても蓋ができてお湯をいれられる器なら問題ありません。
- あたためた急須に茶葉をいれます。湯40ccに茶葉1gが目安です。したがってお湯200ccでは5gになります。お茶は茶葉が多いほど濃くなります。
- 急須にお湯を注ぎます。お湯の温度は場合100度が目安です。沸騰したお湯で大丈夫です。
- 蓋をしてお茶を蒸らします。抽出時間は30秒程度からおいしくいただけます。長くなるほど濃くなります。
- 器に注いでいただきます。お茶は茶葉にもう一度お湯を注ぐこと2〜3煎ていど飲むことができます。2煎目以降も風味のちがいをお楽しみいただけます。
冷たく
- 大きめのピッチャーなどの容器に茶葉をいれます。茶葉は1000ccに5gが目安です。茶葉が多いほど濃くなります。
- 茶葉のはいったピッチャーに水をそそぎます。急ぎの場合は水の代わりに少量のお湯をそそいで、すこしお茶の味や香りを出してから、残りの水や氷を足して冷やすと、短時間で抽出できます。
- 冷蔵庫で冷やしながら抽出します。6~12時間ほどしたらできあがりです。
入れ方はあくまで目安です。ここではCHAIROスタッフがよくやる簡単な入れ方をご紹介しました。おいしくたのしくお好みのいれかたを見つけてみてください。
茶葉の保存方法
開封したら涼しく湿気がない場所でなるべく密封して保存してください。ただし、冷蔵庫や冷凍庫はとりだしたときに結露して湿気をおびてしまうことがあるので、あまりオススメできません。※ 未開封のものは一袋ごとに密封されていますので、長期で保存が可能です。